お店の味をおうちで楽しむ!浅煎りドリップコーヒーのいれ方(アイス)

 

はじめに

浅煎りのスペシャリティコーヒーを使ったアイスコーヒーのいれ方です。お店では毎日このレシピを使ってアイスドリップコーヒーをいれています。

スペシャリティのアイスコーヒーは、爽快な酸味とすっきりした口当たり、フルーティーで香り豊かな風味が特徴です。「アイスコーヒーが飲みたいけど、暑い日にわざわざ買いに行くのは。。」と思った方、ぜひおうちで美味しいアイスコーヒーをお楽しみください。
ホットコーヒーの所でもお話しましたが、コーヒーの品質が高まった今、おうちでお店の味を表現するのは実は簡単です(特に浅煎りは簡単)。

ポイントはホット同様、コーヒー豆とお湯の分量を正確に量ること。こちらでは、浅煎りコーヒーを使ったドリップコーヒーのレシピと淹れ方のコツを詳しく紹介します。おうちでも、暑い日にピッタリの香り高くさわやかなコーヒーを楽しみましょう!


アイスコーヒーの準備と必要なもの

準備するもの

  • コーヒー豆:18g
  • お湯:150ml
  • 氷:たくさん
  • ドリッパー
    (お店ではORIGAMIのドリッパーを使用していますが、どんなドリッパーでも大丈夫です)
  • ドリップ用ケトル
  • ペーパーフィルター

レシピ

コーヒー豆:18g (中挽き)
お湯:150ml (90℃)

時間と注ぐ量
0:00|40g
0:30|80g (+40g)
1:00|120g (+40g)
1:30|150g (+30g)

アイスコーヒーの準備

1. ドリッパーにペーパーフィルターをセット

まず、ドリッパーとペーパーフィルターを用意します。先に豆を挽いてしまうと劣化が始まってしまうので、豆を挽くのは抽出を始める直前がおすすめです。(挽き豆を使用される場合も、抽出直前まで袋から出さないことをおすすめします)

 

2. 沸騰したお湯をドリップケトルに移す

浅煎りのコーヒーは、温度の低いお湯で抽出すると酸っぱくなりやすいので、高めの温度で。90℃がおすすめですが、温度計のない場合は、100℃に沸騰させたお湯をケトルに移すとだいたい90℃になるので、基準にしてみてください。

 

3. ペーパーフィルターをお湯で濡らし、紙の匂いを洗い流す

ペーパーフィルターは、先に湯通しすることによって紙の匂いが軽減され、コーヒーが雑味のないすっきりとした味わいになります。

 

4. 豆を中挽きにし、フィルターにセットする

中挽きがおすすめですが、お好みによって粗さを調整してください。

 

アイスコーヒーの作り方

1. お湯を注ぎ、豆全体を濡らして馴染ませる(お湯は約40g前後が目安)

コーヒー豆全体に均一にお湯を注ぐのがポイントです。特にアイスコーヒーは成分が出づらいので、ホットよりかき混ぜるイメージで。
なるべく渦ができるように、勢いよく注いであげると、美味しいコーヒーの基ができます。(スプーンを使ってかき混ぜたり、ドリッパーをゆすって混ぜるのもOK)

なお、土手を作る、形を崩さない、などは浅煎りのスペシャリティコーヒーでは気にしなくて大丈夫です。勢いよく行きましょう。

2. 30秒後、円を書くように注ぐ(お湯は1と合わせて80gまで)

1投目と同じく、40gのお湯を注いであげます。この2投分で、味わいのほとんどが決まります。たくさん味が出てくるように、勢いよく注いであげてください。

 

 

3. 30秒後(注ぎ始めから1分後)、120gまで注ぐ

 

4. さらに30秒後(注ぎ始めから1分30秒後)、150gまで注ぐ

お湯がポタポタと水滴状になったら、ドリッパーを外してコーヒーは完成。

 

4. たっぷりの氷が入ったグラスに一気に注ぎ入れ、よくかき混ぜたら出来上がり

 

 

おいしく作るポイント

-時間と重さ(g)を測ると、抽出が安定します

-お湯は90℃ぐらいがおすすめです。(これは浅煎りの淹れ方なので、深煎りを飲まれる方は、温度をもっと低くするのをおすすめします)

-味の調整は、豆やお湯の量ではなく、挽き目を変えるのがおすすめです。
薄すぎたり、酸味が強すぎると感じた場合は、挽き目を少し細かく、
逆に濃すぎたり、苦すぎると感じた時は、挽き目を粗くすると改善することが多いです。

 

 

まとめ

浅煎りのアイスコーヒーは、フルーツジュースのようなキュッとした酸味が楽しめる、爽快なコーヒーです。コーヒー豆と水の分量さえ気を付けれいれば、おうちでもかんたんにおいしいコーヒーをいれることができますよ。
このレシピを参考に、おうちでもお店のような香り高くフルーティーなコーヒーを楽しんでくださいね!

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