おうちでも手軽にミルクを入れたコーヒーを味わいたい方におすすめ。スペシャリティコーヒーらしい、酸味や香りも楽しめるレシピをご紹介します!
カフェオレとは?
フランス語で「コーヒー牛乳」のこと
カフェラテはイタリア語 (Café Latte)、カフェオレはフランス語 (Café au lait)で、どちらもコーヒーとミルクを意味します。カフェラテはエスプレッソ+ミルク(専用の機械が必要)で作られますが、カフェオレはドリップコーヒー+ミルクで作るため、おうちで手軽に楽しむことができます。
カフェラテよりも、コーヒー感が強い
カフェラテは濃厚なエスプレッソに大量のミルク(コーヒーに対して7-8倍)を加えるため、コーヒーの風味が柔らかくなります。一方カフェオレはドリップコーヒーにほぼ同じ量の牛乳を足すため、コーヒーのフレーバーと酸味がしっかり出て、ブラック派の人も楽しめるコーヒーです。また甘さが控えめなので、お好みで砂糖を加えるのもおすすめです。
カフェオレの準備と必要なもの
準備するもの
- コーヒー豆:18g
- お湯:150g
- 牛乳:100g
- 砂糖:お好み(おすすめは3-5g)
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ドリッパー(お店ではORIGAMIのドリッパーを使用していますが、どんなドリッパーでも大丈夫です)
カフェオレの準備
1. ドリッパーにペーパーフィルターをセットする
まず、ドリッパーとペーパーフィルターを用意します。先に豆を挽いてしまうと劣化が始まってしまうので、豆を挽くのは抽出を始める直前がおすすめです。(挽き豆を使用される場合も、抽出直前まで袋から出さないことをおすすめします)
2. 沸騰したお湯をドリップケトルに移す
浅煎りのコーヒーは、温度の低いお湯で抽出すると酸っぱくなりやすいので、100度に沸騰させたお湯をそのまま使うのがおすすめです。
3. ペーパーフィルターをお湯で濡らし、紙の匂いを洗い流す
ペーパーフィルターは、先に湯通しすることによって紙の匂いが軽減され、コーヒーが雑味のないすっきりとした味わいになります。
4. 豆を中挽きにし、フィルターにセットする
中挽きがおすすめですが、お好みによって粗さを調整してください。
カフェオレの作り方
1. お湯を注ぎ、豆全体を濡らして馴染ませます。お湯は約50gほど使います。
コーヒー豆全体に均一にお湯を注ぐのがポイントです。お店ではこの時にスプーンを使い、コーヒー全体を混ぜてお湯を均一に行き渡らせるようにしています。
特にアイスコーヒーは抽出時間が短いので、スプーンで混ぜると成分が出てきやすくおすすめです。
2. 約40秒後、"の"の字を書くように注ぎ始めます。お湯は1と合わせて100gまで注ぎます。
3. 約30秒後(注ぎ始めから1分前後)、150gまで注ぎます。
全てのお湯が全て落ち切るまで、ゆっくり待ちます。
4. カップに移し、ミルクを加えます。
ホットの場合はレンジで温めた牛乳(60℃前後が最もミルクの甘みが出るので、熱くしすぎない方がおすすめ)を、アイスの場合は冷たい牛乳と氷を入れてください。
5. お好みで砂糖を加えたら、出来上がり。
アイスにする場合は、溶けやすくするため、ミルクを加える前に砂糖を入れてください。
おいしく作るポイント
-時間と重さ(g)を測ると、抽出が安定します。
-お湯は100℃が最も風味が出やすくおすすめです。(これは浅煎りの淹れ方なので、深煎りを飲まれる方は、温度を低くするのをおすすめします)
-味の調整は、豆やお湯の量ではなく、まず挽き目を変えるのがおすすめです。
酸味が強すぎると感じた場合は、挽き目を少し細かく、逆に苦すぎると感じた時は、挽き目を粗くすると改善することが多いです。
まとめ
カフェオレは、浅煎りのスペシャリティならではのフルーティーな香りと酸味をしっかり味わえるミルクドリンクです。「コーヒー本来の味が好きだけど、たまには気分を変えてみたい」「おうちでもカフェラテ/カフェオレを楽しみたい」という方はぜひお試しください!