はじめに
「おうちにコーヒーをいれる器具がない」「職場でもおいしいコーヒーが飲みたい」「いろんなコーヒーを気分に合わせてを楽しみたい」という方におすすめなのが、ドリップバッグ。
コーヒーをいれるためのフィルターがセットになっているドリップバッグは、お湯さえあればどこでもかんたんにおいしいコーヒーを飲むことができます。個包装なので衛生的で、持ち運びも簡単。スペシャリティコーヒー専門店のドリップバッグなら、味や香りもお店の味を楽しめます。
こちらでは、お店で販売している浅煎りのドリップバッグ(12g)のおすすめレシピを紹介します。豆の量や焙煎度が変わると、推奨されるいれ方も変わってきますのでご注意ください!
ドリップバッグの準備と必要なもの
準備するもの
- ドリップバッグ:1袋
- お湯:180ml
レシピ
コーヒー:ドリップバッグ1袋
お湯:180ml (90℃)
時間と注ぐ量:
0:00|40g
0:30|80g (+40g)
1:00|120g (+40g)
1:30|150g (+30g)
2:00|180g (+30g)
ドリップバッグの準備
1. 沸騰したお湯をドリップケトルに移す
浅煎りのコーヒーは、温度の低いお湯で抽出すると酸っぱくなりやすいので、高めの温度で。90℃がおすすめですが、温度計のない場合は、100℃に沸騰させたお湯をケトルに移すとだいたい90℃になるので、基準にしてみてください。
2. カップにドリップバッグをセット
ドリップバッグの作り方
1. お湯を注ぎ、豆全体を濡らして馴染ませる(お湯は40gほど)
コーヒー豆全体に均一にお湯を注ぐのがポイントです。
2. 30秒後、円を書くように注ぎ始める(お湯は1と合わせて80gほど)
3. 30秒後(注ぎ始めから1分後)、120gまで注ぐ
4. 30秒後(注ぎ始めから1分30秒後)、150gまで注ぐ

5. さらに30秒後(注ぎ始めから2分後)、180gまで注ぐ
お湯が全てなくなり、ポタポタと水滴状になるまで待ったら、ドリッパーを外して終わり。
最初に注ぎ始めてから、2:20-2:30ほどが目安です。
お湯が落ちるスピードが遅すぎると思った場合は、挽き目を少し粗く、逆に速すぎる場合は、すこし細かめに挽いてあげると調整できます。
5. 出来上がり
おいしく作るポイント
-時間と重さ(g)を測ると、抽出が安定します。ぜひスケールを使ってみてください。
-お湯は90℃ぐらいがおすすめです。(これは浅煎りの淹れ方なので、深煎りを飲まれる方は、温度をもっと低くするのをおすすめします)
まとめ
ドリップバッグは、お湯さえあればどこでもかんたんにおいしいコーヒーを作ることができるのが特徴。おうちでコーヒーを飲み始めたいけど、という方は、いきなり道具をそろえるのではなく、まずドリップバッグをお試しいただくのがおすすめです。
コーヒーを飲む習慣が良いなと感じられたら、ぜひ自分の手でいれるドリップコーヒーにチャレンジしてみてくださいね!