エチオピア チレ ニグセ・ゲメダ, ウォッシュド

Niguse Gemeda Chire, ETHIOPIA

REGION : アロレサ, シダマ
FARMER : ニグセ ゲメダ ムゲ
VARIETAL : 74112 (エチオピア原生種)
PROCESS : ウォッシュド
ALTITUDE : 2000m
NOTES : オレンジ, 柚子, ジャスミン, アールグレイ

ROAST : 浅煎り

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スウェーデン色のネコは、職人肌のネコ。
”朝も爪とぎ、昼も爪とぎ、夜も夜中もワタシは爪を研ぎ続けるの。”

爽やかな酸と甘みのオレンジやアールグレイのような柑橘感をベースに、ジャスミンやフルーツティーのような華やかな香りが感じられるコーヒー。香りの印象は強めで、一口飲むごとに鼻から抜けていく香りが心地よいです。口当たりが柔らかく、紅茶のような感覚も。
エチオピアのウォッシュドらしい、上質で華やかな一杯をお楽しみください。

豆のままお買い求めの場合は”豆のまま"を、ドリップ用やエスプレッソ用に挽く必要がある場合は挽き目の部分でお好みのものを選択してください。

→お湯を注ぐだけのドリップバッグはこちら

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<バステトのコメント>

去年の夏以降、エチオピアハニーをラインナップに加えたことで、ウォッシュドはしばらく外していました。が、このチレが予想以上に良い味を出してきたので、急遽追加です。

エチオピアはウォッシュド、ナチュラルともにユニークで、エチオピアでしか表現できない味わいがあります。ウォッシュドはウォッシュドゲイシャに通ずるようなフローラル感や柑橘感があり、フレーバーティーのような華やかな味わいが特徴。ただし品質の差は激しく、特にそれは香りの強さに現れるように感じます。

こちらは、ナチュラルでも人気のニグセ・ゲメダさん、第一回COE(国際品評会)の優勝者の手がけたロット。ナチュラルも発売以来大人気となっていますが、ウォッシュドも流石の出来。期待を裏切らない、クリーンで香り高いカップが楽しめます。なお品種は選別品種の74112。COEでも上位常連の優秀な単一品種です。
カラモナチュラルのところでも説明をしていますが、1974年に病気への耐性種として研究・開発された112番という名前の品種です。耐病性の研究として始まったのですが、結果抜群の味を持つようになり、毎年のように素晴らしいロットが世界中を騒がせています。

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<品種：74112>

同様の選抜品種、74158/74110と同様COE常連の品種。なお2024年のCOE入賞は、全てこの3品種のどれかです。さび病克服のため選別した生まれたものの一つで、エチオピアでは珍しく単一品種で栽培されることの多い品種。合わせてKudhumeタイプとも呼ばれていますが、元になっているのはエアルーム(エチオピア原生種)なので、そのまま原生種と記載されていたりもします。

味の評価は抜群に良く、エチオピアらしい綺麗な酸味が楽しめる品種です。新世代のエチオピアをぜひお試しあれ。

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<プロセス：ウォッシュド>

収穫後、機械で果肉を除去(パルピング)し、発酵槽で水洗発酵させるウォッシュドプロセスです。
天日干しのナチュラルに比べて発酵感が少なく、綺麗な酸味と爽やかなフルーツ感が楽しめるのが特徴。ニグセ・ゲメダさんのもと、丁寧に処理された高品質なウォッシュドをお楽しみください。

流れ：
収穫→パルピング(果実部分の除去)→水に漬け込んで発酵(24-72h)→アフリカンベッドで乾燥

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<インポーター資料より>

本商品は2020年 Cup of Excellenceで優勝したニグセ ゲメダ ムゲ氏が手掛けるロットです。
チレ ウォッシングステーションは同氏の所有する最大規模の施設で、エチオピアではマイノリティなウォッシュドも生産できる精製設備を備えています。

元々、10年前に別のオーナーが創業、運営していましたが、2年前からニグセ氏がコーヒーの精製を始めました。近くには川が流れ、自然林が広がる美しい土地です。WSの周囲5km圏内の小規模生産者が栽培したチェリーを受け入れています。完熟したもののみ果肉除去を行った後に24~72時間の間、発酵槽にてミューシレージを除去します。偏りが出ないように何度も攪拌を繰り返しながら乾燥させています。