インドネシア クリンチマウンテン, ナチュラル
インドネシア クリンチマウンテン, ナチュラル
通常価格
¥900 JPY
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¥900 JPY
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Mount Kerinci, INDONESIA
REGION : クリンチマウンテン, スマトラ島
FARMER : アルコ生産者組合
VARIETAL : シガラールウータン, アンドゥンサリー
PROCESS : ナチュラル
ALTITUDE : 1300-1650m
NOTES : スイカ, パイナップル, パパイヤ, バナナ, フィグ
ROAST : 浅煎り
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ハリーの誕生日ケーキ色のネコは、手が寒いネコ。
”冬は寒いワ。早く桜と桜餅の季節が来ないかしら。”
珍しいインドネシアのナチュラル。浅煎りですがマンデリンらしいちょっと重たい口当たりと、ナチュラル感が前面に出たフルーティーな味わいです。パインアメやスイカバーのような甘さを伴ったトロピカルフルーツの香りに、パパイヤやバナナ、いちじくのようなドロっとした熟度のあるフルーツの印象が重なります。
豆のままお買い求めの場合は”豆のまま"を、ドリップ用やエスプレッソ用に挽く必要がある場合は挽き目の部分でお好みのものを選択してください。
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<バステトのコメント>
2025年2月に京都で開催のイベント、Coffee Holicの指定銘柄です。イベントは多数のロースターが参加し、同じ銘柄で別々の焙煎・抽出を行うというものですが、BASTETの焙煎が参加ロースターの中で一番スッキリ/浅い方に抜けているそう。
インドネシアの多くはウェットハルプロセスなので、ナチュラルは少し珍しいです。香りの印象は中米ナチュラルに近く、トロピカルフルーツ寄りの少し発酵感のあるフルーティー。一方口当たりは重めで、飲んだ後も口の中に長く余韻が残ります。コロンビアのようなバランスを感じます。
なおインドネシアは少し深めの焙煎が定番ですが、色々試したところ、浅煎りでも綺麗な酸味とクリーンな味わいを感じられたので、アフリカの豆と同程度の浅さで焙煎しています。冷めてくるとキュッとした酸味がありますが、個性が強く面白い味わいです。
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<品種:シガラールウータン, アンドゥンサリー(Sigararutang/Andungsari)>
-シガラールウータン(Sigararutang)
Sigararutang=Quickly pay debt(借金を早く返す)という変わった名前の品種。
系統としてはCatimor(ハイブリッド)種に属し、アチェで生まれた耐病性の強いアテン(Ateng)が元になって生まれ、高い耐病性と生産性(通常の半分ほどの期間で実をつける)から、その名がついたそう。
インドネシアでは主流となりつつある品種で、マンデリンらしい味わいが楽しめます。
-アンドゥンサリー(Andungsari)
シガラールウータンと同じくCatimor系の品種。こちらも生産性とクオリティの高さが両立されています。耐病性の強いものは味が落ちるイメージがあるものの、どちらの品種もCOEロット(Score87+)に普通に入ってきている品種。技術と知識の進歩は素晴らしいですね。
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<プロセス:ナチュラル>
COEの始まりとともに色々なプロセスの豆が出てきてはいるものの、インドネシアではまだまだ珍しいナチュラルプロセス。収穫後果肉を取り除くことなく、そのまま天日干しを進めます。果実の発酵が進むのでフルーティーな味わいになりやすく、酸味も穏やかになるのが特徴。
インドネシアで主流のウェットハルはアーシー感が特徴ですが、ナチュラルはアーシー感が全くなく、熟したフルーツの香りを強く感じます。これがマンデリン?という不思議な味わいをぜひお試しください。
流れ:
収穫→アフリカンベッドで乾燥
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<インポーター資料より>
インドネシアのスマトラ島にあるクリンチマウンテン。標高3,000メートルを超え、現地で「神の永住地」とも呼ばれる美しい山で、国立公園にも指定されています。山の高さも、形もまるで富士山のよう。そのクリンチマウンテンのふもと、標高1,500メートルほどのところでコーヒーが栽培されています。カユアロ地域、カユアロバラット地域、グニュントュジュ地域の3つにまたがる地域一帯がコーヒーの生産地です。霧がかかっているかと思うと青空が顔をのぞかせ、晴れたかと思うと雨が降る、天候の変わりやすい地域です。
人々は、山から流れてくる水を農業や生活用水に使い、山の自然の恵みとともに生活を営んでいます。広大なクリンチマウンテンを望むその裾野には、じゃがいもにキャベツ、唐辛子などの農作物と一緒にコーヒーの木が植えられている畑が広がっています。見渡す限り一面に広がるお茶畑も印象的な光景です。この地域では年間を通してコーヒーの収穫が行われます。 「これはあと2か月後に収穫するもの、これは4か月後、これは9か月後かな……」 同じ1本の木に小さな蕾も、花も、みどりの実も、黄色い実も、もうすぐ収穫を迎える赤い実もなる様子はこの土地ならではの様子です。
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