ルワンダ キリンビ, ハニー
ルワンダ キリンビ, ハニー
通常価格
¥1,000 JPY
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セール価格
¥1,000 JPY
単価
あたり
Kilimbi, RWANDA
REGION : ニャマシャケ郡, 西部県
FARMER : キリンビ小規模農家
VARIETAL : ブルボン
PROCESS : ハニー
ALTITUDE : 1650-1850m
NOTES : レモン, ミックスジュース, ドライクランベリー
ROAST : 浅煎り
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紫のネコは、こだわり屋のネコ。
”ワタシの寝場所は、飼い主にさえゆずらないワ。”
どっしりめの口当たりと酸味に、様々なフルーツをスパイスで漬け込んだ果実酒のような香りが特徴。マンゴーやパイナップルのようなトロピカルフルーツの濃厚で甘い香りと、ドライフルーツのようなスモーキー&スパイシーな香りが合わさって、奥深い香りを作り出しています。
豆のままお買い求めの場合は”豆のまま"を、ドリップ用やエスプレッソ用に挽く必要がある場合は挽き目の部分でお好みのものを選択してください。
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<バステトコメント>
ルワンダもまた、アフリカの中で独自の味わいを持っている産地。エチオピアともケニアとも違う、独特の重厚感とクセがあるコーヒーです。そのクセの強さから好き嫌いがはっきりと分かれる産地なのですが、こちらのロットは爽やかで飲みやすく、多くの方が気に入ってくれる味と感じます。ルワンダはウォッシュドが多い地域なのですが、こちらはハニーというのも他ルワンダとちょっと違うところ。ぜひその違いを感じてみてください。
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<品種:ブルボンマヤゲス(Bourbon Mayaguez 71/139)>
ルワンダといえばこちらのブルボン。通常のブルボン種と少し出自が違い、プエルトリコのマヤゲス地方のものを逆輸入したのが始まり。その後選別を重ね、BM(Bourbon Mayagues)71, 139という品種となりました。豆の形は少し変わるものの、一般的なブルボン種と同じく柑橘系のフレーバーが特徴です。
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<プロセス:ハニー>
コスタリカで始まったこちらのプロセスは、ウォッシュドとナチュラルのまさに中間。果肉除去後、ウォッシュドのように水中で発酵させたり、水洗いしたりせず、ミューシレージ(粘着質)を残した状態で水路を使ってドライベッドに運び、そのまま乾燥させます。果肉を取り除いているところはウォッシュド、ただ発酵方法が天日干しというところがナチュラルの要素を、どちらも取り入れた中間のハニーです。味わいも質感も、ちょうど真ん中ぐらいになるのが特徴です。
ちなみにこの「ハニー」という名前は、ミューシレージ(粘着質)がスペイン語でMiel(ミエル)、蜂蜜も同じくMiel(蜂蜜は英語でハニー)と呼ばれることが由来しています。
流れ:
パルピング(果実部分の除去)→発酵槽(水なし)で発酵(12h)→水路で運搬→乾燥(約35d)
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<インポーター資料より>
キリンビコーヒーウォッシングステーション(以下、CWS)はルワンダ西部州ニャマシェケ郡、ルワンダ最大の湖であるキブ湖にほど近い場所に位置します。
この先進的なCWSは収穫されたチェリーがボートで運び入れられることもある世界的に見ても珍しいロケーションに建設されました。現在は周辺の小規模農家750軒と共に、年間350万トンのコーヒーを生産しています。
キリンビCWSはルワンダで初めてナチュラル・ハニーの輸出が政府に公式に認められたCWSです。元々、ルワンダでは各農家が庭先で非水洗式の精製を行っていたため、品質基準が定まらなかったことが課題でした。政府がこれに対応し、許可したCWSにて基準以上の品質で水洗式の精製処理をしたものをスペシャルティグレードとして輸出することとなりました。
ルワンダコーヒーの品質は確かに向上しましたが、コーヒー消費国でのニーズの多様化はより進行速度が速く、水洗式だけを生産することに危機感を持ったキリンビCWSの運営者たちが時間をかけて政府を説得したことによりルワンダのコーヒー生産者たちに道が開けました。
CWSへ持ち込まれたチェリーはフローティングタンクを用いた比重選別とハンドソーティングを行い、完熟したチェリーのみを選別し、パルパーで果肉除去を行います。その後、コンクリートの発酵槽の中で平均12時間のドライファーメンテーションを行います。この間、発酵槽の中のチェリーを数人がかりで足踏みし発酵を促す「イキニンバ」と呼ばれる工程が挟まれます。その後、ミューシレージを残した状態で、ドライベッドで乾燥工程を開始します。
パーチメントの水分値が高い乾燥工程前半は非常に薄く拡げられ、パーチメントに日光が当たる表面積を大きくし、カビや発酵のリスクを抑えながら乾燥させていきます。パーチメントが乾く乾燥工程後半は、パーチメントが重なり合うようにベッドに配置します。これにより、パーチメントの水分含有量が均一な状態で乾燥が進みます。日差しの強い12時~15時と夜間のみカバーがかけられ、平均で35日間かけて乾燥させられます。ルワンダ西部は収穫期の前半にかけて雨が多いため、乾燥に時間のかかるナチュラルとハニープロセスは収穫期後半の5月に天候サイクルを考慮しながら精製します。
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