【デカフェ】エチオピア タデGG, ナチュラル(ドリップバッグ)
【デカフェ】エチオピア タデGG, ナチュラル(ドリップバッグ)
通常価格
¥1,000 JPY
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TADE GG (Decaf), ETHIOPIA
REGION : シャキッソ, グジ
FARMER : タデGG
VARIETAL : クドゥメ, ウォリシュ(エチオピア原生種)
PROCESS : ナチュラル + マウンテンウォータープロセス
ALTITUDE : 1800-2200m
NOTES : 黄桃, ヘーゼルナッツ, ミルクチョコレート, ルイボスティー
ROAST : 中浅煎り
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赤紫のネコは、眠りのネコ女王。
”ワタシは寝たい時に寝るの、たとえ王子様のキスでも起きないワ”
薬品を使わず、水のみでカフェインを除去するマウンテン・ウォータープロセスのコーヒーです。
エチオピアらしい甘さ、フルーティーさはデカフェでも健在。黄桃缶のような甘さとクリーンですっきりとした味わいが印象的です。デカフェプロセスによって香りが少し変わるのですが、それがルイボスティーやカシューナッツ、チョコレートのようなほのかな香ばしさと、ミルクティーのような丸みのある口当たりを感じさせてくれます。日本ではあまり売っていないのですが、イタリアのチョコレート会社Kinderの「Bueno」というチョコ菓子のような印象も受けました。
夜おやすみ前でも、コーヒーを飲みすぎちゃった1日の終わりでも、気にせず飲むことができるラインナップとしておすすめです!
容量:5個入り(12g/個)
(ホットの場合はお湯180g、アイスの場合はお湯120gでの抽出がおすすめです)
→コーヒー豆のままをお求めの方はこちら
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<バステトのコメント>
待望のデカフェが登場。「デカフェはありませんか」と問い合わせを受けるたびに、「美味しいと思えるものがなくて、、」と返答しておりましたが、やっと満足のいくクオリティのものが見つかりました。デカフェはどうしても「プロセス臭」といって、独特の少し焦げたような香りがします。またデカフェにすることによって、どうしても味や香りが落ちてしまうという問題もありました。
こちらのコーヒーはさすがエチオピアの有名農園というべきか、甘さと心地よい酸味、フルーティーな香りがデカフェ処置後も健在で、スペシャリティらしい味わいが楽しめます。またプロセス臭もあまり気にならず、むしろ香ばしいアクセントであるかのように調和し、独特のバランスに仕上がっているのも特徴。
デカフェを求めている方はもちろん、一般の方のお休み前のコーヒーや、朝目覚めの1杯にもおすすめできるコーヒーです。
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<品種:クドゥメ/ウォリシュ(Kudhume/Wolishu)>
-クドゥメ(kudhume)
シダモ、グジ地区で最も有名で、エチオピアらしい味わいを持つ主流の品種と言われています。名前の由来は、この品種が見つかった近くにあった木の名前とのこと。エチオピアは、1万種以上の原生種が混在しているため通常「エアルーム(heirloom/エチオピア原生種)と記載されることが多いのですが、シダモ・グジ地域では最近品種を分けた記載があることが多いです。
なお源流は別ですが、COEでよく見る74xxx系の品種は見た目の近さから"Kudhumeタイプ"と呼ばれています。
-ウォリシュ(Wolishu)
同じくシダモ、グジ地区にある原生種の一つ。どっしりとした甘さが特徴です。クドゥメと同じく近くにあった木の名前が由来とのこと。正確な遺伝子検査による品種特定というよりは、樹形や実の形によって品種がカテゴライズされていっているため、そういう名付けになるようです。
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<デカフェプロセスについて>
コーヒーからカフェインを取り除く、いわゆるDecaffeinated(デカフェ)のプロセスはいくつかありますが、こちらはメキシコで行われているマウンテン・ウォータープロセスという水のみを使ってカフェイン除去をするプロセスです。スイス・ウォータープロセスと並び有名なカフェイン除去法ですが、マウンテンはカフェイン抽出の際に加圧・加熱することによって、より短時間でのカフェイン抽出を可能としており、コーヒー本来の味わいが抜けにくい(=つまりより美味しい)のが特徴と言われています。また薬品を使わずにカフェインを除去するため体に悪影響もなく、安心して飲むことができます。
流れ:収穫→ドライベッドにて乾燥→カフェイン除去(マウンテン・ウォーター/メキシコ)
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<インポーター資料より>
>森林再生から始まったTADE GG 農園
首都アジスアベバから南に約400km、グジエリア、シャキッソ村に位置するTADEGG農園。深い森の中に現れる農園は、コーヒーの木々の周りにヤギなどの家畜が歩き回り、農家さんの声が飛び交うのどかな農園です。プロデューサーのTesfaye氏は2000年から2004年の4年間に連続しておきたシャキッソ村の山火事の鎮火後に、残ったごく僅かな森林と広大な土地を5ヘクタールを購入し、その残った森林を保護と再生を願い、自身でコーヒーとシェードツリーを播種・栽培し、有機栽培でのコーヒー生産を始めました。2006年に初の収穫を迎えてからは、Tesfaye氏は地域の小規模農家さん達と共に品質の向上、安定に力を注ぎ続け、多くの農家さんを巻き込みながら規模を拡大していきました。現在では2つの栽培エリアに分かれながら、合計で521haのまで栽培面積を拡大しており、シャキッソ村は豊かな森に囲まれたコーヒーの村となりました。このGG農園という名前は、昔シャキッソ村で「金」が採掘されていたことに由来しており、現在ではコーヒー=「緑の金(Green Gold)」が栽培されることから名づけられました。
>地域社会への貢献
麦わら帽子がトレードマークのTesfaye氏は、コーヒーの売上の一部を拠出し、シャキッソ村に小学校を建設・寄贈しました。彼は幼い頃、自宅から58kmも離れた学校に通っていた経験があり、地域の子供たちにとって身近な場所に学びの場があることの重要さを感じていました。村に教育の場があり、農園という労働の場があることで、愛着のある生まれ育った村から離れなくても生活できる、もしくは進学の為に一度村から離れることになっても、村に変えれば学んだことが役立つ環境がある。そんな安心感を子供たちに与えられるように努力し、地域ぐるみで持続可能なコーヒー栽培を目指しています。現在、寄贈した学校では約1400人の子供達が通うマンモス校となり、地域の大人に見守られながら勉学に励んでいます。
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