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コーヒー豆の選び方(第二弾:サイズ編)
ニーハオこんにちは。 前回は選ぶ前提についてお話ししましたが、ここからは、具体的な選び方についてご紹介します! 今回のテーマは、サイズ。 お店で100g入とか200g入500g入とかあるけど、結局どれ買えばいいの?って所の疑問について答えていきたいと思います〜。 1. 2週間程度で飲みきれる量を買う 前回も少し話しましたが、コーヒーは新鮮さが大事です。新鮮じゃないコーヒーになった時点で、素材がいかに優れていようと本当に美味しさがガクッと落ちます。 自分が飲み比べて思うのは、コーヒーが最高に美味しい保存期間は、だいたい3~4週間ぐらいです。意外と短いんです。なぜならコーヒーは生ものだから!もう一回言います。コーヒーは生ものなんです! 想像してみてください。。一流のシェフが昨日作ってレンジでチンしたオムレツと、お母さんがたった今焼き上げた普通のオムレツ、どっちが美味しいと思いますか? そして、意外と知られてないコーヒーの秘密があります。焙煎したてのコーヒーは、あまり美味しくないんです。笑 実はコーヒーって、焙煎直後からしばらくは中からガスが出てきて、淹れるときに、注いだ水が豆の中に浸透するのを邪魔するので、抽出が不安定になったり、抽出不足になったりします。 なので、焙煎後4-5日ほど経ったものの方が、より味や香りが出てきて美味しいです。 はい、では本日のおさらいです。 Q:コーヒーのぶっちゃけ賞味期限は3-4週間。かつ焙煎してから1週間近くは美味しさが落ちます。では、どれぐらいの期間で飲みきれる量を購入した方がいいでしょうか? A:2週間(やっとここに戻ってきた) なのであまり大きすぎるパッケージを買わないように気をつけてください。 「このコーヒー屋さん美味しい〜なかなか来れないし1年ぶん豆買おう〜」とか本当にやめた方がいいです。そんなお金があったら貯金しましょう。 だから逆に言うと、自分が無理なく定期的に買いに行けるコーヒー屋さんを持つ、というのが新鮮なコーヒーを家で楽しむ一番の方法です。 最近はオンラインでも販売をしていることが多いので、忙しい場合はそういうのを選ぶのも手かと思います! 2. 自分にあったパッケージサイズを知る どれぐらいの頻度で、どんなタイプのコーヒーを、何人で飲むのか?というところを計算してみましょう。 だいたいドリップコーヒー1杯が、10-15gの豆です。エスプレッソだと、エスプレッソマシンのサイズにもよりますが15-20g。 なので、100gのパックを購入すると、だいたい7-8杯のコーヒーを淹れられる計算になります。 さて、算数の問題です。 Q:2週間で使い切るぐらいの量を買うとすると、1日1杯飲む方なら、何g必要でしょうか?また、2杯ならどうなるでしょうか?また2人で毎日2杯飲んだら、、、? 考えるのがややこしそうですね。そして1人で毎日飲むなら、って響きが独身感を醸し出しててちょっとあれですね。 ざっくりですが、1人で毎日1杯飲むなら200g、2人で毎日1杯なら400gがオススメです。2杯以上飲む習慣があれば、それに合わせて豆を増やしてみてください。 また、もし少量単位で購入できるなら、違う種類のものを買って飲み比べた方が面白いですよ。 ...
コーヒー豆の選び方(第二弾:サイズ編)
ニーハオこんにちは。 前回は選ぶ前提についてお話ししましたが、ここからは、具体的な選び方についてご紹介します! 今回のテーマは、サイズ。 お店で100g入とか200g入500g入とかあるけど、結局どれ買えばいいの?って所の疑問について答えていきたいと思います〜。 1. 2週間程度で飲みきれる量を買う 前回も少し話しましたが、コーヒーは新鮮さが大事です。新鮮じゃないコーヒーになった時点で、素材がいかに優れていようと本当に美味しさがガクッと落ちます。 自分が飲み比べて思うのは、コーヒーが最高に美味しい保存期間は、だいたい3~4週間ぐらいです。意外と短いんです。なぜならコーヒーは生ものだから!もう一回言います。コーヒーは生ものなんです! 想像してみてください。。一流のシェフが昨日作ってレンジでチンしたオムレツと、お母さんがたった今焼き上げた普通のオムレツ、どっちが美味しいと思いますか? そして、意外と知られてないコーヒーの秘密があります。焙煎したてのコーヒーは、あまり美味しくないんです。笑 実はコーヒーって、焙煎直後からしばらくは中からガスが出てきて、淹れるときに、注いだ水が豆の中に浸透するのを邪魔するので、抽出が不安定になったり、抽出不足になったりします。 なので、焙煎後4-5日ほど経ったものの方が、より味や香りが出てきて美味しいです。 はい、では本日のおさらいです。 Q:コーヒーのぶっちゃけ賞味期限は3-4週間。かつ焙煎してから1週間近くは美味しさが落ちます。では、どれぐらいの期間で飲みきれる量を購入した方がいいでしょうか? A:2週間(やっとここに戻ってきた) なのであまり大きすぎるパッケージを買わないように気をつけてください。 「このコーヒー屋さん美味しい〜なかなか来れないし1年ぶん豆買おう〜」とか本当にやめた方がいいです。そんなお金があったら貯金しましょう。 だから逆に言うと、自分が無理なく定期的に買いに行けるコーヒー屋さんを持つ、というのが新鮮なコーヒーを家で楽しむ一番の方法です。 最近はオンラインでも販売をしていることが多いので、忙しい場合はそういうのを選ぶのも手かと思います! 2. 自分にあったパッケージサイズを知る どれぐらいの頻度で、どんなタイプのコーヒーを、何人で飲むのか?というところを計算してみましょう。 だいたいドリップコーヒー1杯が、10-15gの豆です。エスプレッソだと、エスプレッソマシンのサイズにもよりますが15-20g。 なので、100gのパックを購入すると、だいたい7-8杯のコーヒーを淹れられる計算になります。 さて、算数の問題です。 Q:2週間で使い切るぐらいの量を買うとすると、1日1杯飲む方なら、何g必要でしょうか?また、2杯ならどうなるでしょうか?また2人で毎日2杯飲んだら、、、? 考えるのがややこしそうですね。そして1人で毎日飲むなら、って響きが独身感を醸し出しててちょっとあれですね。 ざっくりですが、1人で毎日1杯飲むなら200g、2人で毎日1杯なら400gがオススメです。2杯以上飲む習慣があれば、それに合わせて豆を増やしてみてください。 また、もし少量単位で購入できるなら、違う種類のものを買って飲み比べた方が面白いですよ。 ...
コーヒー豆の選び方(第一弾:前提編)
ニーハオこんにちは。ここでは、ややこしくて複雑な、コーヒー豆の選び方について紹介します。 ざっくり言うと、主に下記の4ポイントになります。 -サイズ- だいたい1〜2週間で飲みきれる量がオススメ。⇨詳細はこちら(第二弾:サイズ編) -焙煎度- 浅煎りだと酸味と豊富な風味、深煎りだと苦味と濃厚な口当たりがポイント。⇨詳細はこちら(第三弾:焙煎度編) -精製方法- キリッとした酸味が際立つウォッシュドと、どっしりフルーティーなナチュラルがある。その中間はハニーと呼ばれる。⇨詳細はこちら(第四弾:精製プロセス編) -産地- 各地域ごとにざっくりと傾向はあるが、結局は店員さんに聞いて選んだ方がいい。⇨詳細はこちら(第五弾:産地編) でも本格的に選ぶ前に、まず第一弾。そもそもの選び方の前提から説明していきます! <前提1:新鮮なものを選びましょ> 新鮮な豆(焙煎してから日の浅い豆)を選んだほうがいいです! 豆は、焙煎してからどんどん風味が落ちてくので、僕の経験上、焙煎後3週間-1ヶ月以内には飲み切ったほうがいいと思います!(日本だと台湾より気温が低いからもう少しいけるかもですが) 自家焙煎のお店でコーヒー豆を買う一番のメリットは新鮮さだと思うので、まずはそこにこだわってみてください〜。それ以上経っても美味しいは美味しいけど、香りはがくんと落ちる感じがします。 なので逆にいえば、どんなに有名なコーヒーでも焙煎後時間がたってたら、わざわざ高いお金出して買う必要ないです。 そのお金を美味しいもの食べるのにでも使ってください。 <前提2:コーヒーの味の違いを知りましょ> コーヒーは、本当にめちゃめちゃいろんな種類があります。豆自体、国ごと、農園ごと、品種ごとに違えば、シーズンによって違ったりもします。ワインも当たり年とかありますけど、そういうのはコーヒーでもあります。 さらにややこしいことに、コーヒーは焙煎という過程を挟むので、植物的に同じものであっても、焙煎士によってまた味に変化が足されます。 さらにさらにややこしいことに、コーヒーは抽出してなんぼなので、その抽出する人によっても味が変わったりします。 カオスですね。 だいたいコーヒーを買う時には、豆ごとにある程度味の情報が書かれています。「深煎り」とか「コクがある」とか「酸味が効いてる」とか「フルーティー」とか。 でも、普段からかなり意識してコーヒーを飲んでないと、ぶっちゃけ一口飲んでどのレベルのコーヒーが苦くて、コクがあるのかなんて、判断できないんじゃないかなって思います。(少なくとも僕はそうでした) なので、僕のオススメとしてはまず1つ、意識して試してみることです! 例えば、「深煎り」「チョコっぽい」「コクがある」ってのを選んでみて、どんな味するんだろって自分の感覚と照らし合わせてみる。 普段セブンのコーヒーをよく飲むなら、それと比べてどうだろう、とかスタバのコーヒーと比べてどうだろう?とか。あ、これコクがあるって書いてあるけど、セブンのコーヒーの方が重いなって思ったら、「ああーセブンのコーヒーってコクある系なんだ」って分かったりします。(本当にコクがあるかはどうかは知りませんよ)...
コーヒー豆の選び方(第一弾:前提編)
ニーハオこんにちは。ここでは、ややこしくて複雑な、コーヒー豆の選び方について紹介します。 ざっくり言うと、主に下記の4ポイントになります。 -サイズ- だいたい1〜2週間で飲みきれる量がオススメ。⇨詳細はこちら(第二弾:サイズ編) -焙煎度- 浅煎りだと酸味と豊富な風味、深煎りだと苦味と濃厚な口当たりがポイント。⇨詳細はこちら(第三弾:焙煎度編) -精製方法- キリッとした酸味が際立つウォッシュドと、どっしりフルーティーなナチュラルがある。その中間はハニーと呼ばれる。⇨詳細はこちら(第四弾:精製プロセス編) -産地- 各地域ごとにざっくりと傾向はあるが、結局は店員さんに聞いて選んだ方がいい。⇨詳細はこちら(第五弾:産地編) でも本格的に選ぶ前に、まず第一弾。そもそもの選び方の前提から説明していきます! <前提1:新鮮なものを選びましょ> 新鮮な豆(焙煎してから日の浅い豆)を選んだほうがいいです! 豆は、焙煎してからどんどん風味が落ちてくので、僕の経験上、焙煎後3週間-1ヶ月以内には飲み切ったほうがいいと思います!(日本だと台湾より気温が低いからもう少しいけるかもですが) 自家焙煎のお店でコーヒー豆を買う一番のメリットは新鮮さだと思うので、まずはそこにこだわってみてください〜。それ以上経っても美味しいは美味しいけど、香りはがくんと落ちる感じがします。 なので逆にいえば、どんなに有名なコーヒーでも焙煎後時間がたってたら、わざわざ高いお金出して買う必要ないです。 そのお金を美味しいもの食べるのにでも使ってください。 <前提2:コーヒーの味の違いを知りましょ> コーヒーは、本当にめちゃめちゃいろんな種類があります。豆自体、国ごと、農園ごと、品種ごとに違えば、シーズンによって違ったりもします。ワインも当たり年とかありますけど、そういうのはコーヒーでもあります。 さらにややこしいことに、コーヒーは焙煎という過程を挟むので、植物的に同じものであっても、焙煎士によってまた味に変化が足されます。 さらにさらにややこしいことに、コーヒーは抽出してなんぼなので、その抽出する人によっても味が変わったりします。 カオスですね。 だいたいコーヒーを買う時には、豆ごとにある程度味の情報が書かれています。「深煎り」とか「コクがある」とか「酸味が効いてる」とか「フルーティー」とか。 でも、普段からかなり意識してコーヒーを飲んでないと、ぶっちゃけ一口飲んでどのレベルのコーヒーが苦くて、コクがあるのかなんて、判断できないんじゃないかなって思います。(少なくとも僕はそうでした) なので、僕のオススメとしてはまず1つ、意識して試してみることです! 例えば、「深煎り」「チョコっぽい」「コクがある」ってのを選んでみて、どんな味するんだろって自分の感覚と照らし合わせてみる。 普段セブンのコーヒーをよく飲むなら、それと比べてどうだろう、とかスタバのコーヒーと比べてどうだろう?とか。あ、これコクがあるって書いてあるけど、セブンのコーヒーの方が重いなって思ったら、「ああーセブンのコーヒーってコクある系なんだ」って分かったりします。(本当にコクがあるかはどうかは知りませんよ)...